大東流の深淵

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古来より秘密裏に伝承された大東流の技の数々。
現在各会派において様々な指導を行っておりますが、門外不出の「お止技」であったが為、技を伝承するにあたり、本来の意味や、技そのものを数多く失伝しております。
現在、大東流を学ぶ者の役割は、広く技を掘り起こし、深く探求することです。
これから先、術理を解明し、使える技として体系化することがあらい道場の使命です。

■大東流とは ……大東流合気柔術とは、八幡太郎義家(源義家)の弟である新羅三郎義光(源義光 1045-1127)を流祖とし、およそ一千年前に源氏の合戦術をもとに体系づけられ、代々甲斐武田家に伝承されてきた武術です。
武田信玄滅亡後は会津武田氏に引き継がれ、その後、会津武田氏の武術家 武田惣角(1859-1943)が技法を伝承し、また広く世に広めるよう諭したといいます。
武田惣角は大東流中興の祖とも呼ばれ、全国を放浪し修行を重ねるとともに、明治20年(1887)頃に初めて北海道にも渡り、晩年は北海道を本籍とし、大東流の技法を多数の人々に教授しました。